<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 関東予選①>
15-18歳の部男子は、トップが何度も入れ替わる大混戦となり、鈴木境人(東京・千代田中3年)、岡田凛空(東京・小山田中2年)、今田昌也(埼玉・埼玉栄高1年)がイーブンパー72で並んでフィニッシュ。18番からのカウントバックで鈴木が1位となって東日本決勝大会(4月25、26日、茨城・美浦GC)に進んだ。
同女子は、塩谷桃々(福島・松陵義務教育学校8年)が上がり2ホール連続バーディーで混戦を抜け出し、2アンダー70で2位の西本世蘭(兵庫・日ノ本学園高2年)に2打差をつけて1位となった。
13-14歳の部では、男子は小筆一颯(栃木・厚崎中1年)がただ一人アンダーパーのアンダーで回ってトップ通過。同女子は吉永芽育(めぐみ、栃木・大平中1年)、五十嵐歩叶(あかな、新潟・旭岡中2年)、熱海ひまり(埼玉・埼玉栄中1年)の3人が3オーバー75で並び、18番からのカウントバックで吉永が1位となって東日本決勝大会に進んだ。
東日本決勝大会進出者は以下の通り。
▽15-18歳の部男子
【1位】鈴木境人(東京・千代田中3年)=72
【2位】岡田凛空(東京・小山田中2年)=72
【3位】今田昌也(埼玉・埼玉栄高1年)=72
【4位】東路敏(埼玉・埼玉栄高1年)=76
【5位】森田元大(栃木・佐野日大高3年)=77
【6位】黒川凌央(東京・明大中野高1年)=77
▽同女子
【1位】塩谷桃々(福島・松陵義務教育学校8年)=70
【2位】西本世蘭(兵庫・日ノ本学園高2年)=72
【3位】臼田藍(群馬・前橋育英高2年)=73
【4位】新井俐奈(茨城・明秀学園日立高2年)=74
【5位】佐藤小洛(高知・明徳義塾高3年)=74
【6位】須藤来望(埼玉・埼玉栄高2年)=75
▽13-14歳の部男子
【1位】小筆一颯(栃木・厚崎中1年)=71
【2位】山路朝陽(岐阜・竹鼻中2年)=73
【3位】中嶋璃陽(岐阜・泉中1年)=73
【4位】宮田唯希(茨城・結城中2年)=75
【5位】谷口絢飛(鹿児島・西原台小6年)=76
【6位】山之口大翔(福岡・住吉小6年)=76
【7位】篠原桜司(埼玉・里小6年)=77
▽同女子
【1位】吉永芽育(栃木・大平中1年)=75
【2位】五十嵐歩叶(新潟・旭岡中2年)=75
【3位】熱海ひまり(埼玉・埼玉栄中1年)=75
【4位】内村ホールバーグ理々子(兵庫・カナディアンアカデミー中2年)=76
【5位】藤野美玲(埼玉・羽生南中1年)=76
【6位】黒田百花(東京・大崎中1年)=76
▽11-12歳の部男子
【1位】鈴木大和(広島・御幸小6年)=69
【2位】庄金誠(中国・天津逸陽梅江湾学校6年)=76
【3位】小林尚嗣(東京・品川翔英小5年)=80
▽同女子
【1位】後藤心愛(鹿児島・国分北小6年)=77
【2位】新居瑞笠(愛知・椙山女学園大付属小6年)=78
【3位】猪飼こはる(埼玉・上戸小6年)=80
【4位】末永愛実(東京・武蔵村山第九小4年)=80
▽9-10歳の部男子
【1位】森田泰飛(東京・氷川小3年)=81
【2位】飯沼一翔(千葉・原小4年)=84
▽同女子
【1位】山田稟(東京・上石神井小4年)=81
【2位】深山美智子(神奈川・関東学院小4年)=82
▽7-8歳の部男子
【1位】谷地中元喜(神奈川・大門小1年)=75
▽同女子
【1位】篠原美愛(埼玉・立里小1年)=81
【2位】正野心菜(京都・衣笠小2年)=86
(注)同スコアの順位は18番からのカウントバックによる
【児湯会広報ライター・赤坂厚】
雑観
15―18歳の部男子
15―18歳の部男子は、鈴木境人(けいと、東京・千代田中3年)が、岡田凛空(東京・小山田中2年)、今田昌也(埼玉・埼玉栄高1年)とイーブンパー72で並んでフィニッシュしたが、18番からのカウントバックで1位となって東日本決勝大会に進んだ。
1番でグリーン右手前から30ヤードほどをチップインするバーディー発進。4番でバーディーを取ったが、3つのボギーで前半は1オーバー。後半はパーを重ねた後に16番のボギーで1位争いから後退した。それでも、17番で第2打が50センチについてバーディーとすると、最終18番パー5では第2打が木に当たったがフェアウエーに出てきて、第3打で8メートルに乗せ、これが入って連続バーディーでフィニッシュした。
184センチの長身が目立つ。「小学生の時から一番後ろで、6年生で170センチあった」という。身長の伸びに合わせてクラブのシャフトを替えるのが難しかったそうで、この大会の2週間前には「ウエッジを除いて全部クラブを替えました」という。
ラウンド中の様子をスコアカードにメモしておいて分析した結果、スタート3ホールと上がり3ホールでスコアを崩していたことが多いのに気づいてから「その6ホールのスコアをまとめようと思っています」という。この日はそれがうまくいった。
決勝大会は初めて。「決勝のコースは長いと思うので、アイアンの飛距離を少しでも伸ばしていく」と課題を挙げた。
15―18歳の部女子
15―18歳の部女子は、塩谷桃々(福島・松陵義務教育学校8年)が上がり2ホール連続バーディーで混戦を抜け出し、2アンダー70で1位となって、東日本決勝大会に進んだ。
「今日はドライバーとパットが良かった」と振り返るように、ドライバーでフェアウエーを外したのは1回だけだったという。インスタートの12、16番でスコアを落としたが、18番の初バーディーで1オーバーで折り返した。アウトでは6番で「ドライバーがめちゃ飛んだ」と4メートルにつけてバーディー。8番ではグリーン手前から12ヤードのチップインバーディーで混戦を抜け出すアンダーパーに。最終9番ではピン手前6メートルを入れるバーディーで締め、このカテゴリーでただ1人のアンダーパーをマークした。
4カ月ほど前からスイングを一から改造し、それまでフェード系だった球筋をドローに変えているという。「距離が欲しかったのと、アイアンとかが散らかっていたので、アイアンからドローに直していきました」という。それがドライバーショットにも好影響で、飛距離が10ヤード伸びて240ヤードほどになり、曲がりも少なくなってこの日の安定したティーショットに結び付いた。
決勝大会は2回目だが、前回は小学生だったので、初めての挑戦のようなもの。「スコアはまだけっこう波があるので、悪すぎないように安定したゴルフをしたい」と話していた。
13―14歳の部男子
13―14歳の部男子では、小筆一颯(いっさ、栃木・厚崎中1年)が最終ホールのバーディーでただ一人アンダーパーの1アンダー71をマークし、2位に2打差をつけてトップで東日本決勝大会に進んだ。
前半は2つのパー5でバーディーとして1アンダーで折り返した。後半は15番のバーディーで2アンダーにスコアを伸ばしたが、16、17番の連続ボギーで貯金を吐き出しイーブンパーに。最終18番パー5では第2打で池を避けて刻み、残り30ヤードの第3打を1.5メートルにつけてバーディー。「気持ちがよかった」と笑顔を見せた。
中学生になって1年弱で身長が5センチ伸び、ドライバーの飛距離は15ヤードほど伸びて260~270ヤードになった。「飛距離が伸びたので(セカンドを)アイアンで打つのが多くなった。精度を上げないと」という。悩みは「風の読み」だといい「番手ミスを少なくしたい」と課題を挙げた。
決勝大会は4度目の挑戦。昨年は11-12歳の部で初日2打差4位も日本代表には届かなかった。「何度目の正直かわかりません。2度あることは3度ある、だけど今度は4度目。体力を少しでもつけて、やり切りたい」と意気込んでいた。
13―14歳の部女子
13―14歳の部女子は、吉永芽育(栃木・大平中1年)、五十嵐歩叶(新潟・旭岡中2年)、熱海ひまり(埼玉・埼玉栄中1年)の3人が3オーバー75で並んだが、18番からのカウントバックで吉永が1位となって東日本決勝大会にコマを進めた。
「今日はショットがうまくいかないところがあったのですが、パットが入った」と振り返った。インスタートで3つスコアを落としてきた18番で30センチにつけてバーディー。「ボギーが止まらない悪い流れを切れた」と、後半に向けてひと息ついた。アウトでは3番でバーディーを奪ったものの、5、8番で落としたが、3オーバーに踏みとどまり、18番のバーディーが効いて1位通過になった。
この代表選抜大会では決勝大会に進んでも「表彰(3位まで)されたことがないので、今回は表彰を受けたい」という。このカテゴリーの日本代表枠は2人なので、表彰されると代表になる可能性が高い。
そのための対策としては「美浦はグリーンが速い。いろいろなパターの練習をしたい」という。自宅の室内に人工芝のグリーンをつくって毎日1時間ぐらい、いろいろな方向から練習しているという。その成果を決勝大会でも出したい。
コメント
▽15-18歳の部男子2位の岡田凛空(東京・小山田中2年)
「パターがうまくいかなかった。全部クルッてマロって(カップを回って)しまった。目標はイーブンかうまくいってアンダー。イーブンだったけど、内容がよくない。小4からこの大会に出て全部決勝大会に行っているけど、最高が一昨年の3位。いまは攻めるゴルフをしているけど、決勝大会では攻めるところは攻めて、守るところ守るゴルフをしたい」
▽15-18歳の部男子3位の今田昌也(埼玉・埼玉栄高1年)
「パットの距離感が合っていなくて、前半3パットを2回してしまった。6番で1.5~2メートルのパーパットが入ってからタッチがよくなってきて、後半は3つバーディーを取れた。この大会はいい思い出なくて、決勝大会は初めて。美浦はグリーンが難しいと聞いているんで、パットの距離感をしっかりやりたい。人より飛ばないので、セカンドショットやショートゲームで勝負したい」
▽15-18歳の部女子2位の西本世蘭(兵庫・日ノ本学園高2年)
「前半ノーボギーで行けたけど、バーディーパットが一筋、入らなかった。後半は3番で8メートルぐらいがたまたま入ってバーディーになったけど、他は狙いに行ってオーバーして返しが危ない、みたいなのが多かった。(1バーディー、1ボギーに)出入りのないゴルフを目標にしているんで。そのためにはフェアウエーに置くこと。きょうは11ホールでフェアウエーにいって、(パー3も含めて)14ホールでパーオンしました。決勝大会も今日みたいに暴れることなく、もう少しバーディーを取りたい」
▽13-14歳の部女子2位の五十嵐歩叶(新潟・旭岡中2年)
「満足いっていません。パットとショットが悪くて、ドライバーだけがよかった、という感じでした。全部フェアウエーに行ったんです。バーディー2つだったけど、8番で2メートルぐらいのチャンスを外した。決勝大会は2回目です。今回は優勝したい。ボギーを引きずって次ダボを打っちゃうんですけど、決勝大会ではボギーとってもバーディーで取り返すゴルフをしたい。アプローチで1メートルに寄せても外しちゃうことがあるんで、ショートパットのタッチを合わせたい」
▽13-14歳の部女子3位の熱海ひまり(埼玉・埼玉栄中1年)
「ティーショットが曲がることがあったけど、アイアンとパターで耐えられた感じです。飛ばすのが好きです。280ヤードぐらい。身長(172センチ)の分、飛んでくれるし気持ちがいいです。大雑把で、ショートゲームが苦手なんで、周りの人からは『あとはショートゲーム』っていつも言われてます(笑い)。決勝大会は初めてで、美浦にはいったことがなくて。でもグリーンがむずいって聞いています。ショットの精度とパターのタッチを練習したい」
▽11-12歳の部男子1位の鈴木大和(広島・御幸小6年)
「ドライバーが曲がらなくて、パターの距離感が合ったのがよかった。あんまり悪いところがなかった。1発OB(16番)したけど、OBバーディーでボギーにした。169センチで毎年6,7センチ伸びているんで、小3でゴルフを始めてから4回ぐらいシャフトを合わせています。東日本の決勝大会は初めてで、風が強いと聞くので、風の読みをもうちょっと上げたい。バーディーを取りに行くゴルフをする」
▽11-12歳の部女子1位の後藤心愛(鹿児島・国分北小6年)
「グリーンが少し速かったので、パットがあまりよくなかった。ちょっと強く打ちすぎた。チャンスはいっぱいあったけど、バーディーは2つ(9、13番)だった。1.5メートルぐらいのチャンスを2回外した。パットは得意なんですけど。決勝大会には一昨年行ったけど全然悪かった。今年は、パットをたくさん入れたい。練習はパットもショットもする。自信は…70%」
▽9-10歳の部男子1位の森田泰飛(東京・氷川小3年)
「パターがダメだった。ぶれて右、左とか。あまり練習しなかったから。17番で6メートルのロングパットが入って、ガッツポーズした。ドライバーが時々曲がるのがあった。決勝大会は、うまい人についていきたい。今回曲がったり入んなかったりしたけど、次に生かしてやりたい」
▽9-10歳の部女子1位の山田稟(東京・上石神井小4年)
「アプローチがすごく良くて、パットもすごくよく入った。ちょっとドライバーが左に行っちゃったけど、パーがいっぱい取れた。18番パー5でドライバーが飛んでセカンドがよくて、3打目でちょっとショートしたけど、アプローチがよくてパーを取れたのがよかった。決勝大会はミスしても気持ちを入れ替えて、次にパーを取っていくようにする」
▽7-8歳の部男子1位の谷地中元喜(神奈川・大門小1年)
「ドライバーがよかった。150~160ヤード飛んだ。曲がんなかった。クリーク(5番ウッド)はまっすぐ飛ばなかったけど、距離が出た。9番パー5でアプローチでOKに寄せてバーディーだった。バーディーは4個取ったけど、自分的には多かった。決勝大会はもうちょっとまっすぐ行きたい。ショートパットの練習をする」
▽7-8歳の部女子1位の篠原美愛(埼玉・立里小1年)
「ドライバーがよくて、アプローチがうまくできました。スタートの1番でパターがちょっと入んなくてダブルボギーにした。11番で1メートルぐらいのパットが入ってガッツポーズした。決勝大会は2日間とも80を切る。パターを練習して、ショットを1時間ぐらい練習して、アプローチをやりたい」
































