<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 九州・沖縄予選>
15-18歳の部男子は山崎義也(福岡・福岡第一高2年)が4バーディー、1ボギーの3アンダー69をマークし、1位で西日本決勝大会(3月28、29日、滋賀・滋賀GC)に進んだ。中学生が健闘し、七澤謙太(富山・大門中3年)が2位、杉本翔(宮崎・日章学園中3年)が3位に入った。
同女子は藤野蒼來(そら、宮崎・勇志国際高1年)がチップイン2回など3アンダー69で回って2位に4打差をつけ、1位で決勝大会に進んだ。
13―14歳の部男子は、谷口絢飛(けんと、鹿児島・西原台小6年)が1アンダー71で山之口大翔(たいと、福岡・住吉小6年)を2打差で振り切って1位通過。女子は西田鈴(福岡・飯塚鎮西中1年)が2オーバー74で混戦を制して初の西日本決勝大会進出を決めた。
西日本決勝大会進出者は以下の通り。
▽15-18歳男子
【1位】山崎義也(福岡・福岡第一高2年)=69
【2位】七澤謙太(富山・大門中3年)=70
【3位】杉本翔(宮崎・日章学園中3年)=71
【4位】黒木湊大(大分・柳ヶ浦高1年)=72
▽同女子
【1位】藤野蒼來(宮崎・勇志国際高1年)=69
【2位】後藤彩吹(熊本・京陵中3年)=73
【3位】矢谷彩華(福岡・荒木中3年)=74
【4位】立石惺愛(福岡・比良松中3年)=77
【5位】外園華莉南(宮崎・日章学園高2年)=77
▽13-14歳男子
【1位】谷口絢飛(鹿児島・西原台小6年)=71
【2位】山之口大翔(福岡・住吉小6年)=73
【3位】宿利龍アラン(埼玉・埼玉栄中1年)=74
【4位】廣橋璃人(宮城・上杉山中1年)=76
【5位】岩川汰新(鹿児島・伊崎田小6年)=76
▽同女子
【1位】西田鈴(福岡・飯塚鎮西中1年)=74
【2位】嶋田もみじ(福岡・碓井義務教育学校7年)=75
【3位】有田茉央(大分・大分西中2年)=76
【4位】金子心(東京・目黒南中1年)=76
【5位】宮田愛菜(宮崎・日章学園中2年)=77
▽11-12歳男子
【1位】八代鷹将(東京・東伊與小6年)=78
【2位】福原純輝(福岡・照葉北小5年)=79
【3位】小牧優斗(熊本・菊鹿小5年)=80
【4位】島田真英(熊本・楠小5年)=81
▽同女子
【1位】中嶌美琴(熊本・桜木東小6年)=77
【2位】親川夏空(沖縄・馬天小6年)=77
【3位】後藤心愛(鹿児島・国分北小6年)=78
【4位】古関美紀子(長崎・長崎大教育学部付属小6年)=79
▽9-10歳男子
【1位】山田光之助(沖縄・嘉芸小4年)=77
【2位】小牧飛生真(熊本・菊鹿小3年)=83
▽同女子
【1位】南愛美(千葉・加茂学園4年)=71
【2位】山田莉梨華(熊本・竜北西部小3年)=83
【3位】増田和華名(福岡・照葉北小3年)=86
▽7-8歳男子
【1位】山田英聖(沖縄・嘉芸小2年)=69
▽同女子
【1位】奥田芽々菜(福岡・泉台小2年)=84
※同スコアの順位は18番からのカウントバックによる
【協会広報ライター・赤坂厚】
雑観
15-18歳の部男子
15-18歳の部男子は、山崎義也(福岡・福岡第一高2年)が後半3つのバーディーを奪うなど、4バーディー、1ボギーの3アンダー69の好スコアをマークして1位となって、西日本決勝大会にコマを進めた。
「今日は安定して回れました。波のないゴルフが自分の目指すゴルフ。一定のリズム感で回れました」と笑顔をみせた。
前半を1アンダーで折り返した。後半スタートの10番で50ヤードの第2打が50センチについて幸先いいバーディー。続く11番では第1打を左のバンカーに入れたが、うまく打って1メートルにつけて連続バーディーで抜け出した。13番でも2メートルを入れて一時4アンダーまでスコアを伸ばしたが、15番で110ヤードの第2打を「トップしてしまって」と奥に外してボギー。それでも60台をキープした。
調子のバロメーターは得意のドライバーの調子だという。「フェアウエーにさえ行けば、落ち着いてプレーできるので」という。飛距離は260ヤードほどだが、無理に飛ばそうとはしていない。「曲げないことが大事。スコアをつくるには、セカンドを安心して打てること。調子がいいときは全部パーオンすることもあります」と話した。
決勝大会進出は初めて。「今日みたいなプレーをできるように、体を鍛えて、ショットの方向性を出せるようにしたい」と意気込みを見せた。
15-18歳の部女子
15-18歳の部女子は、藤野蒼來(そら、宮崎・勇志国際高1年)が6バーディー、3ボギーの3アンダー69をマークして、1位で西日本決勝大会に進出した。
「今日はあまりよくなかったんですが、チップインが2回あったので」と振り返った。インスタートの11番でグリーン手前から15ヤードほどのアプローチを58度のサンドウエッジでチップインバーディー。波に乗った。
後半に折り返した1番では、右のカラーから、これも58度のサンドウエッジで6メートルほどをチップインバーディー。パターでも十分行けるライだったが「グリーンを外したらウエッジを持つタイプなので」と、サンドウエッジでのアプローチには自信を持っている。5番では60ヤードの第2打を、またも58度のサンドウエッジを握って2.5メートルにつけてバーディーとするなど、ウエッジの技がさえた。
中学2年から3年にかけて1年ほど英語とゴルフの勉強でオーストラリアに留学した。「英語はできるようになりましたが、肝心のゴルフの調子を落としてしまった」と、高校に進学した昨年はうまくいかなかった。「ようやく自分のプレーができつつある」と、表情も明るい。
決勝大会に向け「ショットの精度を上げること。シュートゲームを練習してボギーを減らして、もっと安定したゴルフをしたい」と、話した。
13-14歳の部女子
13-14歳の部女子では、西田鈴(りん、福岡・飯塚鎮西中1年)が、混戦を抜け出して2オーバー74で回り、西日本決勝大会に1位で進んだ。
「今日はパターがよかったので、気持ちよくできました。でも、一番好きなドライバーが、まあまあ悪かった」と独特の表現で振り返った。インスタートの前半は2つのボギーでスコアを落として折り返した。後半アウトの4番パー5で第3打を1メートルにつけてバーディー。つづく5番では第1打がディボット跡に入っていたが、サンドウエッジで残り60ヤードをうまく打って「OKについた」と連続バーディーでイーブンパーに戻し、混戦の中でトップに抜け出した。7、9番でボギーとしたが、他の選手もスコアが伸びず、トップを守った。
「ちっちゃいころから、ママが(この大会に出場するための)5分で満員になる(ネットの)エントリーをやってくれてきたのに、ずっと予選落ちしていた。申し訳なくて、昨日ママに『今回はマジ、優勝するから見とって』って言ったんです」と、有言実行で初めて決勝大会にコマを進めた。念願かなっての出場に「めちゃ楽しみです。不安よりワクワクドキドキが先ですね」と笑顔を見せた。そして「すぐに崩れる『豆腐のメンタル』を強化する」と課題克服を宣言していた。
13-14歳の部女男子
13-14歳の部女男子は、谷口絢飛(けんと、鹿児島・西原台小6年)がただ1人アンダーパーの1アンダー71で回り、西日本決勝大会に進んだ。
前半のつまずきで発奮した。「6番までパープレーで行ったんですけど、3ホールで2オーバーにしてしまって、ちょうど折り返しだったので『よし、行くぞ』みたいな感じで、後半頑張ろうと思った」と振り返った。後半、13番で1メートル、14番では40センチにつけるショットがさえた。17番パー5では、ピンまで残り220ヤードを5番ウッドで2オンし、3つ目のバーディーを奪って、アンダーパーにした。
ドライバー飛距離は270~280ヤードの飛ばし屋。「何も考えずに振ったら飛んでいる」と飛ばそうと思っているわけではないという。得意なクラブはというと「ピンを刺していけるので、8番アイアン」と話した。
昨年の決勝大会では11-12歳の部で優勝争いをしたが、最終日の後半崩れて世界ジュニア代表にはなれなかった。今年の西日本決勝大会に向けて「バーディーをいっぱいとる。ボギーは取りたくないけど、絶対に来ると思うので、落ち着いてプレーができれば」と、意欲を見せた。
コメント
▽15-18歳の部男子2位の七澤謙太(富山・大門中3年)
「前半は7、9番で1メートルにつけてバーディーを取っていい感じで回れたけど、後半はショットが乱れてきて、バーディーにつながらなかった。(富山県からの出場で)近いのは東海・関西予選(三重・亀山GC)なんですけど、亀山GCが苦手なのと他の試合との日程がつまっていたので、ここに来ました。ちょうどお姉ちゃんと『福岡に観光に行こうか』と話していたので、一緒に来ました。ラーメンとか食べて帰ります」
▽15-18歳の部男子3位の杉本翔(宮崎・日章学園中3年)
「あんまりいいわけではなく、パターが入らなかった。3番で30センチのパーパットをひっかけて、かすりもせずに外しましたし。最後18番で第1打完ぺきだったんですけどディボット跡に入っていて、うまく打ててバーディーになった。体が細かったのでご飯をたくさん食べています。夏休みに帰省したときに、夜3合、1日6合ぐらい食べて9キロ増えた。今の体重(73キロ)をキープして、ジムに行って筋力をつけています。決勝大会は初めてなので、フェアウエーキープしながら、ボギーをなくすゴルフをしたい」
▽13-14歳の部男子2位の山之口大翔(福岡・住吉小6年)
「きょうは3番ウッドの調子が悪くて、パー5のセカンドで2回チョロしてしまった。うまくいけば2オンできるホールだったので、力んでしまった。5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーだった。ダボは13番パー5で池のふちから第3打が変な打ち方になってOBにしてしまった。タイガー(ウッズ)やマキロイみたいな、飛ばして寄せてのゴルフを目指しています。決勝大会は2回目。前回は全然ダメだったので、今回はしっかりやりたい。今日のようなゴルフで、ダボとボギーを取らなければいいと思う」
▽13-14歳の部女子2位の嶋田もみじ(福岡・碓井義務教育学校7年)
「パットが全然入らなかった。考えすぎ。ラインを厚く読みすぎてしまった。バーディーは1つだけ。17番で奥のラフから10ヤードぐらいをチップインした。全体的に調子はあまりよくなかった。パターは距離感とかがよくないので、8メートルぐらいのロングパットの練習をしたい。決勝大会ではショットをもうちょっと、5メートル以内ぐらいにはつけられるようにしたい。バーディーをどんどんとるゴルフをしたい」。
▽11-12歳の部男子1位の八代鷹将(東京・東伊與小6年)
「伸びしろがあるゴルフだった。マネージメントとか、ミスした時の理由を知ることとか。今日はミスを重ねてしまった。バーディーは17番だけ。バーディーパットが5~6メートルあったからパーでいいやと思って打ったら入っちゃった。ラッキーだった。今年はチャンスイヤー(カテゴリーの年長)だから頑張りたい。コースも同じで慣れているんで」
▽11-12歳の部女子1位の中嶌美琴(熊本・桜木東小6年)
「ドライバーとウッド系が結構ぶれていた。パットが入らなくて、18番で2メートルが入って、やっと入ったという感じでした。ショートパットのラインがわかりづらかった。決勝大会に向けて、課題を見つけて練習していきたい。今は30ヤードぐらいのアプローチと、パター。距離感が出なかったから」
▽11-12歳の部女子2位の親川夏空(沖縄・馬天小6年)
「前半は納得いかないプレーばっかりでした。後半巻き返せたところがいいところだった。ショットが大体よかったけど、パターが入らなかった。1月後半から2月ぐらいにパターをピン型からマレット型に替えたんです。2年間ピン型だったんですけど、マレット型で打ったら打ちやすかったんで、先輩から借りています。決勝大会は緊張すると思う。グリーン周りが苦手なので練習します」
▽9-10歳の部男子1位の山田光之助(沖縄・嘉芸小4年)
「ショットが悪かったんでバーディーゼロ。でも、パーパットが結構入った。パーオン全然していなかった。(77のスコアに)もうちょっとできたと思う。沖縄の芝でやっていたんで、こっちの芝に全然合わなくて。決勝大会では争う選手が絶対来るので、ライバルを倒すために頑張る」
▽7-8歳の部男子1位の山田英聖(沖縄・嘉芸小2年)
「1つだけダブルボギー(17番)があってよくなかったんだけど、それ以外はOKでした。ふてくされずに頑張れた。17番はふてくされの4パットだった。バーディーフィニッシュがよかった。18番で3メートルがきれいにコロンと入った。決勝大会はふてくされない、泣かない」
▽9-10歳の部女子1位の南愛美(千葉・加茂学園4年)
「全体的にうまくいった。パットのタッチと、バーディーパットがうまくいった。ショットがけっこう良くてパーオン率がよかった。悪かった部分は、たまにめちゃ曲げたり、簡単なところでボギーとったり、50センチを外しました。71は練習ラウンドよりよかったけど、もうちょっと行きたかった。決勝大会もパーオン率を高めて、バーディーパットを入れられるようにしたい」
▽7-8歳の部女子1位の奥田芽々菜(福岡・泉台小2年)
「今日はうまくいきました。右人差し指の疲労骨折が月曜日に分かったけど、大丈夫だった。バーディーを前半2つ取れて、うれしかった。14番でカラーからパターで決めて、ギャラリーがほめてくれた。後半うまくいかなかったけど、前半うまくいってよかった。決勝大会では、アプローチでチョロしないようにしたい」































