<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会西日本決勝大会最終日>
世界ジュニアゴルフ選手権(7月7~9日、米カリフォルニア州サンディエゴ)の代表14人(13―14歳の部以上男女各2人、11―12歳の部以下男女各1人)が決まった。
15―18歳の部男子は、首位に3打差6位で出た清本貴秀(福井・福井工大付属福井高3年)が通算1オーバー145で逆転優勝し、6歳以下の部で出た2015年以来の日本代表となった。首位スタートの宮城ジョセフ(沖縄・エナジックスポーツ高等学院1年)が1打差2位に入り、昨年13-14歳の部に続く2年連続の日本代表となった。
同女子は、首位タイででた野口笑里(えみり、岐阜・麗澤瑞浪高2年)が2バーディー、2ボギーの安定したゴルフで通算イーブンパー144で優勝。2位争いは混戦となったが、1打差4位スタートの杉田琉羽(るう、大阪・大阪桐蔭高3年)が通算3オーバーで競り勝って、世界ジュニア代表の座を射止めた。ともに初めての日本代表。
13-14歳の部男子は、北本太一(奈良・郡山西中3年)が通算1アンダー143で圧勝。日本代表となる2位争いは通算6オーバーで3人が並んでプレーオフとなり、1ホール目でバーディーを奪った中多一翔(かずと、愛知・高浜中2年)が日本代表切符を手にした。
同女子は大混戦となり、目まぐるしく順位が入れ替わる中で、寺岡虹(こう、広島・府中学園9年)が通算6オーバー150で優勝、2位に1打差で斎藤美雅(みか、埼玉・朝霞第二中2年)が入り、ともに初めての日本代表となった。
世界ジュニアゴルフ選手権代表は以下の通り。
▽15―18歳の部男子
【1位】清本貴秀(福井・福井工大付属福井高3年)=145
【2位】宮城ジョセフ(沖縄・エナジックスポーツ高等学院1年)=146
▽同女子
【1位】野口笑里(岐阜・麗澤瑞浪高2年)=144
【2位】杉田琉羽(大阪・大阪桐蔭高3年)=147
▽13―14歳の部男子
【1位】北本太一(奈良・郡山西中3年)=143
【2位】中多一翔(愛知・高浜中2年)=150
▽同女子
【1位】寺岡虹(広島・府中学園9年)=150
【2位】斎藤美雅(埼玉・朝霞第二中2年)=151
▽11―12歳の部男子
【1位】藤原諒星(愛媛・川之江北中1年)=150
▽同女子
【1位】佐々木夕奈(岐阜・東可児中1年)=148
▽9―10歳の部男子
【1位】山田光之助(沖縄・嘉芸小5年)=159
▽同女子
【1位】羽様希空(岡山・山陽小4年)=145
▽7―8歳の部男子
【1位】坂倉準(大阪・榎本小3年)=150
▽同女子
【1位】若杉糸奈(大阪・島屋小2年)=155
※所属は4月からの進学校名、新学年で表記しています
【協会広報ライター・赤坂厚】
- 15-18男子表彰
- 15-18女子表彰
- 13-14男子表彰
- 13-14女子表彰
- 11-12男子表彰
- 11-12女子表彰
- 9-10男子表彰
- 9-10女子表彰
- 7-8男子表彰
- 7-8女子表彰
雑観
15-18歳の部男子
15-18歳の部男子は、清本貴秀(福井・福井工大付属福井高3年)が通算1オーバー145で第1日3打差6位から逆転優勝し、6歳以下の部で準優勝した2015年以来の日本代表となった。首位スタートの宮城ジョセフ(沖縄・エナジックスポーツ高等学院1年)が1打差2位に入り、昨年13-14歳の部に続く2年連続の日本代表となり、ともに2回目の世界ジュニアゴルフ選手権(7月7~9日、米カリフォルニア州サンディエゴ)に出場する。
長いブランクでの出場となる清本は、姉が人気女子プロゴルファーの清本美波。インスタートで折り返した1番パー5でダブルボギー、2番でボギーとしていったんは日本代表争いから脱落し「もう無理と思った」というが、3、5番のバーディーで復活。周りがスコアを落とし、優勝が転がり込んだ。中学生から再び世界ジュニアを目指していたが、あと一歩で代表を逃してきた。「今回が最後と思って出ました。安心しました」と話した。
首位スタートの宮城は12番から3連続ボギーで「貯金を吐き出してしまった」と早々に首位から陥落。それでも15、16番連続バーディーで息を吹き返した。最終9番では、外すと日本代表をかけた2位を決めるプレーオフになる4メートルのパーパットを「強烈な下りのフックラインでしたが、打ったら何とかなると思った」と強気で決めて2位を確保。「一日が長かったです」とため息をついた。
世界ジュニアに向けて、清本は「英語を勉強して、外国選手に負けないように体を鍛えて強くしたい。飛距離を少しでも伸ばしていきます」と話した。宮城は「去年は(会場の)トーリー・パインズを見ただけでしたが、グリーンとかピンの位置とか難しいと思いました。今度はプレーできる。距離が長いと思うので取れるところで取って耐えたい」とイメージしていた。
(注)4月以降の進学校名、新学年で表記しています。
15-18歳の部女子
15-18歳の部女子は、首位タイでスタートした野口笑里(えみり、岐阜・麗澤瑞浪高2年)がイーブンパー72で回り、通算イーブンパー144で優勝した。日本代表をめぐる2位争いは混戦になったが、杉田琉羽(るう、大阪・大阪桐蔭高3年)が後半をパープレーでまとめ、通算3オーバーで世界ジュニアゴルフ選手権(7月7~9日、米カリフォルニア州サンディエゴ)の日本代表を手にした。
野口は「2バーディー、2ボギーで目標の安定したゴルフができました」と笑顔を見せた。前半をイーブンで折り返した。「一昨年は後半崩してしまったので、ずっと緊張してプレーしていました」という。スコア速報も「意識するのが怖くて」見なかった。終わってみれば2位に3打差をつけての優勝だった。
杉田は「朝イチ(1番パー5)でダブルボギーを打って、焦っていました」と、振り返った。それでも、9番で手前から20ヤードのチップインで前半を2オーバーにこらえ、後半はリズムが戻ってイーブンパーで回った。順位が目まぐるしく入れ替わる中で、スコアを落ち着かせ、2位に滑り込んで日本代表入りした。
ともに世界ジュニアは初挑戦になる。野口は「小2から予選に出ていて、いつか行けたらと思っていました。世界でも上位に行けるように、飛距離をアップさせて、バーディーを取るゴルフをしたい」と意気込みを話した。杉田は「米国は世界のトップが集まるゴルフの国。いいゴルフをできたら自信になるかな。ショートゲームをレベルアップして、スコアを落とさないようにしたい」とこちらも意欲を見せていた。
(注)4月以降の進学校名、新学年で表記しています。
13-14歳の部男子
13-14歳の部男子は、北本太一(奈良・郡山西中3年)が2バーディー、1ボギーの1アンダー71で回り、ただ一人アンダーパーの通算1アンダー143の好スコアで優勝した。2位争いは混戦となり、通算6オーバーで3人が並んで、日本代表を決めるプレーオフに突入。1ホール目でバーディーを取った中多一翔(かずと、愛知・高浜中2年)が世界ジュニアゴルフ選手権(7月7~9日、米カリフォルニア州サンディエゴ)の日本代表切符を手にした。
独走優勝の北本は「今日はティーショットが良くて、アイアンもグリーンをとらえていたで、グリーンのセンター狙いで、2パットでいいと思ってやりました」と振り返った。インスタートで折り返した1番でボギーにしたが、2番で1.5メートルについて取り返した。「7番のティーショットが終わって行けるかなと思いました」と、上り3ホールでは勝利を確信していた。
一方、中多はきわどい代表入りだった。前半はイーブンパーで上がったが、後半は3つのボギーで後退。しかし、2位争いの選手たちがスコアを崩し、首位に7打差の通算6オーバーで3人が並んだ。日本代表権を争うプレーオフの1ホール目(1番パー5)で他の2人がティーショットを右にミスしたが、中多は「2日間で一番いい当たりのショット」とフェアウエーに置いた。無理せず「得意の距離(70ヤード)」に刻み、第3打を2メートルにつけた。他の2人がパーに終わった後、これを沈めて勝利。「思わずガッツポーズしてしまった」と両手を突き上げて喜んだ。
世界ジュニアはともに初出場となる。北本は「米国は初めてですが、自分のプレーをしてアンダーパーを出して優勝したい。ティーショットがいい感じなので、アイアンの精度を高めたい」と意気込んだ。中多は「なるべくボギーを打たず、安全にパーを重ねていく自分のゴルフをしたい。少しでもドライバーの飛距離を伸ばしたい」と目標を掲げた。
(注)4月以降の進学校名、新学年で表記しています。
13-14歳の部女子
13-14歳の部女子は大混戦となり、目まぐるしく順位が入れ替わる中で、寺岡虹(こう、広島・府中学園9年)が通算6オーバー150で優勝。2位には1打差で斎藤美雅(みか、埼玉・朝霞第二中2年)が入り、ともに初めての世界ジュニアゴルフ選手権(7月7~9日、米カリフォルニア州サンディエゴ)の日本代表となった。
寺岡は「ホッとしています」と胸をなでおろした。前半で1つ伸ばし、後半はイーブンでこらえて17番まで通算3オーバーでトップに立っていた。「2位と3打差でしたが、何が起こるかわからないと思ってあったんですけど、トリプルボギーを打ってしまって」と振り返った。後続もスコアを落とし、1打差で薄氷の勝利で日本代表を手にした。
斎藤は前半40をたたいていったんは日本代表圏外に落ちたが、上位も伸びない中で「いい感じで乗って行った」と15番でバーディーを奪って再浮上。「17番で2位と知ったんですけど、ボギー打っちゃって焦りました」という。18番をパーで上がり、3位に1打差で2位を確保した。
初めてとなる世界ジュニアに向けて、寺岡は「飛距離は通用すると思うので、それを生かしてバーディーを取りに行きたい。ショートゲームが下手なのでしっかり練習したい」と意気込みを見せた。斎藤は「下から数えて早い方じゃなくて、真ん中よりは上位に行きたい。ショートゲームやトラブルショットを練習していきます」と話していた。
(注)4月以降の進学校名、新学年で表記しています。
コメント
▽11―12歳の部男子日本代表の藤原諒星(愛媛・川之江北中1年)
「(2年連続の代表に)優勝できてよかったです。5番で林に入れたり、バンカーに入れたりしてダボ、6番でセカンドをトップして連続ダボにしちゃって、これからどうなるんだろうと思いました。でも元には戻らないので、耐えて9番でバーディーを取れた。後半は守ろうと思った。世界ジュニアは日本と違う環境だけど、自分のゴルフを精いっぱいやりたい」
▽11-12歳の部女子日本代表の佐々木夕奈(岐阜・東可児中1年)
「うれしいです。バーディーは1個しか取れなかったけど、耐えるゴルフができました。ハーフで1打勝っていたんで、耐えて逃げようと思いました。奥に行くと難しいので手前、手前から行った。世界ジュニアでは海外の人と仲良くなって、楽しく優勝を目指してプレーしたい。まず来年のシード権を取るのが、目標です」
▽9―10歳の部男子日本代表の山田光之助(沖縄・嘉芸小5年)
「(6歳以下の部から5年連続日本代表となり)最初(10番)でボギー取ってからまあまあ焦ってやった。昨日からそうだったんだけど、ショット力が全然できていなかったけど、パットが良かった。最後はボギーでも勝てたので、2パットのボギーで上がった。世界ジュニアは去年果たせなかった目標を達成するようにしたい。シード権を取ること、一番は優勝すること」
▽9-10歳の部女子日本代表の羽様希空(岡山・山陽小4年)
「今日はショートパットがあまり入らなくて、16番で1.5メートルのバーディーパットが入ったからよかった。ドライバーはしっかり飛んだ。昨日はウエッジがよくなかったけど、ワッグルとかしてよくなった。世界ジュニアは(2年ぶり出場で)距離も長くなるので、練習して飛ばせるようにしたい。一昨年はパットが入らなかったから、ちょっと直して世界一になる」
▽7―8歳の部男子日本代表の坂倉準(大阪・榎本小3年)
「アプローチとかパターとかがよかった。必死のパーも何回かあった。2~3メートルを4発ぐらい入れた。前半で2打差だったけど、あきらめないでやったのがよかった。世界ジュニアでも勝って世界一になりたい。ショットが思ったところに行くように練習する。ロングパットのバーディーを取れるようにする」
▽7-8歳の部女子日本代表の若杉糸奈(大阪・島屋小2年)
「優勝してうれしいです。今日はドライバーで失敗したこともあったけど、きれいに当たって飛んでうれしかった。最後まで1位とは思わなかった。世界ジュニアまでにいつも通りの練習をして、失敗せずにいいドライバーを打ちます。いいセカンドを打って、いいパターを打ちます」














































