<世界ジュニアゴルフ選手権 第1日>
日本代表選手団が、男女5部門で首位に立つ好スタートを切った。
女子の高年齢カテゴリーでは、13-14歳の部で道上稀唯(きい、兵庫・滝川第二中2年)が7アンダー66で首位、1打差2位で熱海ひまり(埼玉・埼玉栄中2年)、さらに1打差3位に本村彩歌(兵庫・宝塚中2年)と上位を独占。15―18歳の部でも仁科優花(千葉・第一学院高1年)が5アンダー67で首位1打差2位、佐藤涼音(りの、大阪・ルネサンス大阪高2年)が2打差3位につけた。低年齢カテゴリーでは9-10歳の部で常住美結(千葉・中野木小5年)が5アンダー67で首位タイ発進した。
男子では13―14歳の部で福井誠ノ介(愛知・春木中2年)が5アンダー66で、9―10歳の部では増田蓮(埼玉・立野小5年)が3アンダー70で、ともに首位タイでスタートした。
◆世界ジュニアゴルフ日本代表選手団第1日成績
▽7-8歳男子(ミッション・ベイGC=2716ヤード、パー58)
①コカゴゾグルー(アラブ首長国連邦)=58
⑦坂倉準(大阪・榎本小3年)=62
⑩山田英聖(沖縄・嘉芸小3年)=63
▽7―8歳女子(ミッション・ベイGC=2714ヤード、パー58)
①ラッタンアワン(タイ)=61
③若杉糸奈(大阪・島屋小2年)=63
⑪河村成紗(愛知・長久手西小3年)=68
▽9―10歳男子(シンギング・ヒルズGRオーク・グレンC=5223ヤード、パー73)
①増田蓮(埼玉・立野小5年)=70
①チェン(台湾)=70
①コン(カナダ)=70
㊺山田光之助(沖縄・嘉芸小5年)=78
▽9-10歳女子(シンギング・ヒルズGRオーク・グレンC=4648ヤード、パー72)
①常住美結(千葉・中野木小5年)=67
①エスペディード(フィリピン)=67
⑪羽様希空(岡山・山陽小4年)=73
⑪大竹紗楽(愛知・長久手東小4年)=73
⑪南愛美(千葉・加茂学園5年)=73
㉛髙森心花(茨城・息栖小学校4年)=77
㊲小澤蘭(東京・幸小4年)=78
▽11―12歳男子(エル・カミノCC=5884ヤード、パー72)
①ウィルディング(タイ)=67
⑰鈴木大和(広島・幸千中1年)=74
㉞藤原諒星(愛媛・川之江北中1年)=76
▽11―12歳女子(ザ・ハイツGC=5653ヤード、パー72)
①高橋なつ希(東京・大森第二中1年)=66
⑤佐々木夕奈(岐阜・東可児中1年)=70
⑯安藤すみれ(岡山・香和中1年)=73
▽13―14歳男子(ザGCオブ・カリフォルニア=6385ヤード、パー71)
①福井誠ノ介(愛知・春木中2年)=66
①ローリー(米国)=66
⑩北本太一(奈良・郡山西中3年)=71
⑰中多一翔(愛知・高浜中2年)=72
㉚市瀬空留(三重・一身田中3年)=73
81高柳大河(愛知・鳴海中3年)=76
117矢吹侑大(千葉・大山口中3年)=80
▽13―14歳女子(CCランチョ・ベルナルド=5960ヤード、パー73)
①道上稀唯(兵庫・滝川第二中2年)=66
②熱海ひまり(埼玉・埼玉栄中2年)=67
③本村彩歌(兵庫・宝塚中2年)=68
⑥寺岡虹(広島・府中学園9年)=71
⑥大栗愛珠(千葉・暁星国際中2年)=71
⑩阿部歩望(神奈川・東海大学付属相模高校中等部2年)=72
⑯岩永梨花(兵庫・塚口中3年)=73
㉙斎藤美雅(埼玉・朝霞市立第二中2年)=75
▽15―18歳男子(トーリー・パインズGCサウスC=7248ヤード、パー72)
①メツラー(米国)=67
㉚清本貴秀(福井・福井工業大福井高3年)=73
71宮城ジョセフ(沖縄・エナジックスポーツ高等学院1年)=76
93竹田亮太(千葉・千葉黎明高3年)=77
149大西晃盟(兵庫・滝川第二高3年)=80
▽15―18歳女子(トーリー・パインズGCノースC=6217ヤード、パー72)
①コール(シンガポール)=66
②仁科優花(千葉・第一学院高2年)=67
③佐藤涼音(大阪・ルネサンス大阪高2年)=68
⑦竹田妃菜(滋賀・ECC学園高1年)=70
⑬山下萌寧(滋賀・ECC学園高1年)=71
⑳本村紅音(滋賀・ECC学園高1年)=72
㉕杉田琉羽(大阪・大阪桐蔭高3年)=73
㊻野口笑里(岐阜・麗澤瑞浪高2年)=75
104西澤美李(埼玉・早稲田大1年)=79
121黒須愛生(茨城・ルネサンス高2年)=80
【協会広報ライター・赤坂厚】
雑観
15-18歳の部女子
15-18歳の部女子は、仁科優花(千葉・第一学院高1年)が5アンダー67の好スコアで首位に1打差の2位につけた。
「パー5で3つバーディーが取れたのが大きかったです。全部攻めて、2オンするぐらいの気持ちでドライバーをしっかり振っていけた」という。
5番パー5で第2打を残り20ヤードまで運んで2メートルにつけて初バーディー。9番パー5では残り230ヤードを3番ウッドで2オンのバーディー。折り返して11、12番連続バーディーで伸ばし、17番パー5ではグリーン右から16ヤードの第3打をチップインしかけて1メートルに寄せて5つ目のバーディーにした。
ボギーなしのラウンドに「取りたいパー5でいい方向にいった。ここはうまくいかないとオーバーパーになるので、今日は良かったです」と笑顔を見せた。昨年は第1日首位も最終的には優勝した岩永杏奈に1打差3位と悔しい思いをした。だが、その経験も生かして「コースを知っていることで自信をもって攻められた。ストレスがかかるパー3もありますが、今年はストレスなくやれています」と振り返った。
「明日は午後スタートですが、午後は風が強くなるコース。でも、今日と同じようにスコアを伸ばしたい」と、昨年のリベンジへの足固めのラウンドにしたい。
13-14歳の部女子
13-14歳の部女子は、世界ジュニア初出場の熱海ひまり(埼玉・埼玉栄中2年)が6アンダー67で回り、首位道上稀唯(兵庫・滝川第二中2年)に1打差の2位と好スタートを切った。
「ショットがあまりよくなくて、ピンにさしていかなかったけど、パットが入ってくれた」と振り返った。4番でグリーン手前17ヤードからチップインバーディー。続く5番でティーショットが木の下に行き、ラフまでしか出せず、3打目もピンを4メートルほどオーバー。これを決めてパーセーブしたのが効いた。6番でも5メートルのバーディーを奪い、インでは10,11番、14、15番と2回の連続バーディーで計6バーディー。ボギーなしで回った。
世界ジュニア初ラウンドの目標スコアは6アンダーだったという。「5アンダーを3日間で優勝スコアぐらいなので、それよりいいスコアを目標にしました。達成です」と笑った。
ただ、不満もある。172センチの長身で飛距離には自信があり、5つのパー5はすべて2オン可能だったが、この日は2バーディーに終わった。「明日は1つでもイーグルを取りたい。パー5でスコアを伸ばして、今度は6アンダーを上回るスコアにしたい」と意気込んでいた。
9-10歳の部男子
9-10歳の部男子では、増田蓮(埼玉・立野小5年)が3アンダー70で回って、首位タイでスタートした。
世界ジュニア初出場にも「思ったより緊張しなかった」といい「今日はショートパットが入らなくて、ボギー2つとパー1つの3つがもったいなかった」と悔やしがった。特に2、18番でバーディーチャンスから3パットしたボギーを悔やんだ。
それでも、前半の5番、7番で3メートルのバーディーを決め、9番では50センチにつける好ショットもでた。後半は10番、14番でともに1メートルにつけるショット力も披露した。「ピンチは…ありませんでした」と、笑顔がはじけた。
2回の練習ラウンドでは「1オーバー、2オーバーだった」という。本番でアンダーパーを出す勝負強さをみせた。初めての米国での試合に「芝が違う。ボールが止まるときに、芝に埋まってしまう。日本だと、少し浮く感じになるのに」と、芝の観察も。その違う芝で、好ショットを連発した適応力もみせた。
3人が首位に並ぶ展開。大会は3日間で行われ、第2日は優勝への足掛かりとなる。「今日はショートパットが切れていなかった。ショートパットを入れて、もったいないのをなくしたい」と、さらにアンダーの上積みを目指す。
コメント
▽9-10歳の部女子11位の羽様希空(岡山・山陽小4年)
「スタート(10番)で60ヤードのアプローチでバーディー取りにいったらバンカーの入ってしまってそこから9メートルぐらいで寄らず、打っちゃって4メートルオーバーして何とかボギーにした。出だしからめちゃ悔しかったけど、16番で右から15ヤードぐらいのチップインバーディーを取った。明日は5アンダー、6アンダーでして最終日にいい出だしができるようにしたい。ショットでピンに寄せられるようにした」
▽13―14歳の部女子3位の本村彩歌(兵庫・宝塚中2年)
「バーディーパットは入った(7バーディー)けど、パーパットの1メートルとか外して2つボギーにした。ショットは良くも悪くもなかった。ドライバーは220ヤードぐらいだから、このカテゴリーでは、ガチで飛ばへん(苦笑)。でも練習ラウンドではオーバーだったから、よかったと思う。飛ばないけど、フェアウエーにおいて、行けそうになったら狙いに行く。今日はグリーンを外したのは2回だけだったから、明日はとりあえずスコアを落とさないようにピンが端ならセンターを狙っていく。3アンダー以上が出したい」
▽13-14歳の部女子6位の寺岡虹(広島・府中学園9年)
「前半はボギー打っちゃって流れが悪かったけど、アンダーで上がれたのがよかった。1番のロングでボギーはあり得ない。ボールが芝に沈んでいた。後半はロングで3つともバーディーを取ろうと思ったけど、1つしか取れなかったのが悔しい。ロングは5個中バーディー5個が目標だったので。パットに悩まされました。明日は4アンダーが目標。スタート時間が早いから、風が弱いと思う。あとはパターのタッチだけだと思います」
▽15―18歳の部女子3位の佐藤涼音(大阪・ルネサンス大阪高2年)
「ドライバーが行ったり行かなかったり、ショットがピンに寄ったり寄らなかったり。前半は5番で2.5メートル入れて、7番で50センチについた。耐えてボギーなしだった。後半はチャンスで取れず、16番で右に行って木が邪魔で芝の固いところに出て、そこから2メートルにつけてパーをセーブしたのがよかったです。パットが入ればもう少し伸ばせたと思う。去年は惜しい1打差で負けて、今年は第1日に1打差で追い上げられる。明日は午後で風が強くなるけど、散歩している気分で楽にやりたい。しっかり無理せず、スコアは成り行きで」
























