<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 東海・関西予選>
午前中は強風が吹き、時折雪が舞うコンディションとなった。15-18歳の部男子は、清本貴秀(福井・福井工大付属福井高2年)が後半アウトで2イーグルを奪うなど2アンダー70で回り、大西晃盟(こうめい、兵庫・滝川第二高2年)を1打差で振り切って1位で西日本決勝大会(3月28、29日、滋賀・滋賀GC)に進んだ。
同女子は混戦となったが、平山心暖(こころ、愛知・ルネサンス豊田高2年)がただ1人アンダーパーの1アンダー71をマークし、清水莉理(三重・員弁中3年)に1打差で西日本決勝大会にトップ通過した。
13-14歳の部では、男子は北本太一(奈良・郡山西中2年)が3オーバー75で高瀬莉空(りく、香川・高松第一中1年)と並んだがカウントバックで1位となり、同女子は斎藤美雅(みか、埼玉・朝霞第二中1年)が1オーバー73で2位に4打差をつけて1位で、ともに西日本決勝大会に進出した。
西日本決勝大会進出者は以下の通り。
▽15-18歳男子
【1位】清本貴秀(福井・福井工大付属福井高2年)=70
【2位】大西晃盟(兵庫・滝川第二高2年)=71
【3位】梅田琉偉(大阪・大阪桐蔭高2年)=73
【4位】森崎佑之介(大阪・大阪桐蔭高1年)=74
【5位】奥村憲剛(福井・福井工大付属福井高3年)=74
【6位】岡田聖磨(奈良・天理北中3年)=75
【7位】岡安悠稀(栃木・星が丘中2年)=75
【8位】堀田遼(岡山・落合中3年)=76
【9位】石垣龍之介(三重・四日市メリノール学院高3年)=77
【10位】佐藤日向(広島・盈進高2年)=77
【11位】福田怜斗(大阪・大阪桐蔭高1年)=78
【12位】翁浩宇(神奈川・日本大学高1年)=78
▽同女子
【1位】平山心暖(愛知・ルネサンス豊田高2年)=71
【2位】清水莉理(三重・員弁中3年)=72
【3位】伊藤柚葵(大阪・大阪桐蔭高1年)=73
【4位】杉田琉羽(大阪・大阪桐蔭高2年)=75
【5位】山下萌寧(兵庫・甲子園学院中3年)=75
【6位】川谷心奈美(愛知・日進西中3年)=76
【7位】中谷桜里奈(大阪・高石中3年)=77
【8位】長野莉奈(兵庫・滝川第二高1年)=77
【9位】杉本奈央(大阪・大阪桐蔭高1年)=78
【10位】森紫月(岐阜・麗澤瑞浪高1年)=78
【11位】中山愛星(愛知・守山北中3年)=79
▽13-14歳男子
【1位】北本太一(奈良・郡山西中2年)=75
【2位】高瀬莉空(香川・高松第一中1年)=75
【3位】中多一翔(愛知・高浜中1年)=79
【4位】新木蘭丸(大阪・峰塚中2年)=80
【5位】柴田汰信(兵庫・泉中2年)=81
【6位】市瀬空留(三重・一身田中2年)=83
【7位】細野大和(兵庫・杭瀬小6年)=85
【8位】石川琉聖(岐阜・本荘中1年)=85
【9位】三瀬瑛大(岡山・加賀中2年)=85
【10位】坂下敬人(和歌山・和歌山大教育学部付属小6年)=85
【11位】中嶋璃陽(岐阜・泉中1年)=85
▽同女子
【1位】斎藤美雅(埼玉・朝霞第二中1年)=73
【2位】木下陽菜子(三重・久居中2年)=77
【3位】清水陽菜(滋賀・守山南中1年)=77
【4位】橋川珠空(奈良・富雄中2年)=78
【5位】湯浅穂花(福岡・隆徳館中1年)=78
【6位】松崎咲心(茨城・守谷中2年)=78
【7位】寺岡絆夏(大阪・大阪金剛インターナショナル中2年)=79
【8位】藤原凛咲(奈良・二名中2年)=79
【9位】信藤好(三重・朝陽中1年)=81
【10位】白旗みあ(東京・玉川学園中等部2年)=81
【11位】椎葉さくら(兵庫・塩瀬中2年)=81
【12位】朝井結愛(大阪・峰塚中2年)=82
【13位】椎山真帆(大阪・彩都の丘小6年)=82
▽11-12歳男子
【1位】市瀬蓮来(三重・一身田小6年)=75
【2位】白山想大(愛知・八事小6年)=75
【3位】尾形栄飛(東京・国立学園小6年)=76
【4位】柳原悠人(三重・三重大教育学部付属小4年)=77
【5位】荒砂士道(大阪・堀江小5年)=77
【6位】堀田和(岡山・落合小6年)=78
【7位】吉松優馬(兵庫・塩屋北小5年)=80
【8位】細野晃陽(兵庫・杭瀬小5年)=80
▽同女子
【1位】岩松凛々杏(愛知・楠小4年)=76
【2位】飯野結心奈(東京・落合第六小6年)=76
【3位】佐々木夕奈(岐阜・桜ケ丘小6年)=79
【4位】瀬川すみれ(石川・辰口中央小6年)=79
【5位】亀井愛奈(大阪・泉尾東小6年)=81
【6位】許田愛(三重・白子小5年)=82
【7位】古林佑望(岐阜・肥田小5年)=82
【8位】新居瑞笠(愛知・椙山女学園大付属小6年)=82
▽9-10歳男子
【1位】増田蓮(埼玉・立野小4年)=74
【2位】森田天道(大阪・アサンプション国際小4年)=78
【3位】森田泰飛(東京・氷川小3年)=81
【4位】川村理人(静岡・服織小4年)=82
【5位】高橋慶一郎(東京・宮前小3年)=83
▽同女子
【1位】中野愛恵(兵庫・箕谷小4年)=73
【2位】本村奏澄(兵庫・小浜小4年)=73
【3位】野村美波(広島・福山西小3年)=85
【4位】難波咲桜(愛知・愛知教育大付属岡崎小4年)=87
【5位】伊藤小珠(群馬・下川淵小2年)=88
【6位】三宮みなみ(大阪・神石小4年)=89
【7位】道林愛梨(兵庫・関西学院初等部3年)=89
▽7-8歳男子
【1位】坂倉準(大阪・榎本小2年)=75
【2位】辰田綺真(岐阜・鵜沼第二小2年)=77
【3位】中野嵐翔(兵庫・箕谷小2年)=77
▽同女子
【1位】上岡莉緒(北海道・札幌西小2年)=82
【2位】河村成紗(愛知・長久手西小2年)=83
【3位】尾形咲茉(東京・晃華学園小2年)=83
(注)同スコアの順位は18番からのカウントバックによる
【協会広報ライター・赤坂厚】
雑観
15-18歳の部男子
15-18歳の部男子では、プロゴルファー清本美波の弟、清本貴秀(福井・福井工大付属福井高2年)が後半アウトで2イーグルを奪うなど2アンダー70で回り、1位で西日本決勝大会(3月28、29日、滋賀・滋賀GC)に進んだ。
インスタートの11番でOBのボギーが先行し、13番でもOBでダブルボギーと最悪のスタート。16、17番連続バーディーで息を吹き返して折り返した。1番パー5では「2オン狙ったのが左に行ってOBかと思ったら土手でいい感じに跳ね返って9メートルぐらいに2オンしました。それが入っちゃった」という。5番パー5では2オンを狙ったショットが奥にこぼれたが「フェンスに止まっていて、救済してラフから20ヤードぐらいをチップインしました」といい「イーグルは2つとも運がよかった」と振り返った。ボギーが2つあったが2アンダーで回って、2位に1打差で1位となった。
1カ月ほど前から「ミニドラ」というドライバーと3番ウッドの中間のクラブを使っている。この日も「ティーショットに11回、パー5のセカンドでも使いました」と多用している。ドライバー飛距離は270ヤードだが、ミニドラは「ランが出るので260ヤード」とそん色ない飛距離がでるという。
世界ジュニアには2015年に準優勝した6歳以下の部に出場後、中学生ぐらいから再挑戦しているが、2度目の切符をなかなか手にできない。「4月から高3なので、今年は何とか世界ジュニアにまた出たいです」と意気込みを見せていた。
15-18歳の部男子
15-18歳の部男子で、大西晃盟(こうめい、兵庫・滝川第二高2年)が1打差2位となって西日本決勝大会(3月28、29日、滋賀・滋賀GC)に進んだ。
「風が強かったので、スコアを出すよりも我慢するゴルフかなと思いました」と覚悟を決めてインからスタートした。11番で50センチについて先にバーディーがきたが「そこから耐えようと思った」と欲を出さなかった。しかし、スコアを落として3オーバーでのターンになった。
「カットラインかと思ったので(前半は)忘れてしまおうと(頭の中を)クリアにしました」という。好影響が現れた。4番で4メートルを入れてバーディーを奪うと、5番で5メートル、6番では1メートル、そして7番では「入りかけていました。1センチについた」という4連続バーディー。一気に浮上した。
「パワフルなプレーを目指しています。今、スイングを変えているところです」という中で、決勝大会に挑む。「滋賀GCに合わせられるように、しっかりマネージメントして、その通りこなせるようにしたい」と話していた。
15-18歳の部女子
15-18歳の部女子は、平山心暖(こころ、愛知・ルネサンス豊田高2年)が混戦を抜け出し、ただ1人アンダーパーの1アンダー71をマークして、清水莉理(三重・員弁中3年)に1打差で西日本決勝大会(3月28、29日、滋賀・滋賀GC)にトップ通過した。
最初に口から出たのは「ボギー2つがもったいなかった」という反省。「2~3メートルのパーパットを外してしまった」と振り返った。雪交じりの強風の中の序盤で波に乗った。3番で4メートル、4番で5メートルを入れる連続バーディーでトップ争いに。8番でボギーにしたが、9番ですぐ取り返して2アンダーで折り返した。混戦模様の展開だったが、後半は15番のボギー1つで粘ってのトップ通過。「後半はチャンスがメチャあったんですけど、1つも入らなかった」と振り返った。
決勝大会に進むのは3回目になるが、過去2回は「コテンパンにやられました。去年なんか、85をたたいてしまった」という。250ヤードのドライバーショットと、強気のパッティングが持ち味。「ピラティスとパーソナルトレーニングをするようになって、体幹が強くなって、ドライバーが曲がらなくなった」と効果が出ており、今回は「優勝を目指します」と意気込んでいた。
13-14歳の部女子
13-14歳の部女子は、斎藤美雅(みか、埼玉・朝霞第二中1年)が1オーバー73で2位に4打差をつけて1位で西日本決勝大会(3月28、29日、滋賀・滋賀GC)に進出した。
前半は5番から4連続ボギーをたたいて「予選を通過できないかも」という不安がよぎったという。4オーバーで折り返しの時に「食事をしたら崩れそうな気がしたので、バナナを食べただけで後半に行きました」という。そのかいあって? 11番で3メートルを入れて反撃を開始。16番3メートル、17番4メートルといいバーディーパットが決まって、混戦から抜け出した。終わってみれば2位に4打差をつけていた。
この大会ではカートのモニターで順位を確認できる。「前半は自分の順位を見て回っていたけど、後半は見なかった」という。昨年、西日本決勝大会で日本代表枠が1人の11-12歳の部で最終日に一時トップに立った。順位は見ていなかったが、周囲から「トップ」と聞かされてから「動揺して、ダボ、トリを打ってしまって」と1打差で代表を逃した苦い思い出がある。今年からのカテゴリーは決勝大会上位2人が日本代表切符を手にできると聞き「そうなんですか?」と目を輝かせ「5メートルのパットをアドレナリンが出て6メートルオーバーすることもあるんで、パットを調整したい」と課題を挙げていた。
コメント
▽15-18歳の部女子2位の清水莉理(三重・員弁中3年)
「1番からドライバーをひっかけて、朝からビビりました。左OB、右もOBで一番嫌いなホールの7番でアイアンが筋って3メートルぐらいについてバーディーを取れたのがよかった。最後18番で右にOBにしてダブルボギーにしたのはもったいなかったです。ドライバーが悪かったけど、はねて出てきたりとかが何回かあった。この大会は5回目ぐらい。決勝大会の滋賀GCは得意じゃないけど、今回は戦略を立てて挑みたい」
▽13-14歳の部男子1位の北本太一(奈良・郡山西中2年)
「風が強くてとてもタフでした。あんまり攻めずに、バーディー狙うよりはパーでいいと思ってやりました。今日はドライバーがよかった。アイアンでパーオンできないホールが多かったけど、アプローチとパターがよかった。決勝大会は3回目。今まで最高は4位ですけど、アイアンの精度を上げて、パターがもう少し入ったらいけると思います」
▽13-14歳の部男子2位の高瀬莉空(香川・高松第一中1年)
「疲れたあー。今日はパターが結構よかったかな。2番でOB2発で9を打ってしまった。でも、パー5(4ホール)で全部バーディーを取れたのがよかったと思います。いい感じでできました。決勝大会はもちろん1位を狙います。ただ、最近OBが多くて、今日は2発だったけど、1ラウンド平均3発ぐらい出ちゃう。滋賀GCでは、パーを重ねていくゴルフをしたいと思います」
▽11-12歳の部男子1位の市瀬蓮来(三重・一身田小6年)
「満足いっていないけど、耐えるゴルフができた。ドライバーがよくて、アイアンでミスしてもアプローチで寄せてパーとか、バーディーパットが入ったりした。スタートの10番で2メートルぐらいを入れてバーディーにして、今日はいけるかなと思ってうれしかった。4年生の時に決勝大会に行ったけど、全然ダメだった。今度は1位を狙う。JAPANを背負うのは格好いい。アイアンの精度、曲がらないドライバー、パッティング、全部決めていきたい」
▽11-12歳の部男子2位の白山想大(愛知・八事小6年)
「ドライバーがよくなかったので、粘れた方かなと思います。アイアンとアプローチでカバーできた。パー5がとりやすかったので、苦手なコースだけどスコアを抑えられた。スタートの10番でお先に、のバーディーがきたのは良かった。練習ラウンドではインは43,44ぐらいで苦手だったから。小2から挑戦してきて今回で3回目だけど、決勝大会ではいつも最終日に大たたきしてしまう。今年は、今日みたいな感じで2日間粘れるようにやりたい」
▽11-12歳の部女子1位の岩松凛々杏(愛知・楠小4年)
「ゴルフは良かったけど、バーディー取れなかったのは良くないかも。グリーンを外すことが多かったけど、アプローチがよくてパーパットが入った。連数ラウンドの方がスコアは良かったけど、きょうは風も強かったから、自分の力は出せたと思う。決勝大会では2日間アンダーで回れるようにやりたい。ショットの精度を上げて、バーディーを取りたいです」
▽11-12歳の部2位の飯野結心奈(東京・落合第六小6年)
「ドライバーが不調だった。前はドローだったのに、急にスライスになった。フックしていたんで、ちょっとアウトからと思って打っていたら、急にスライスした。12番で左のカラーからアプローチで10ヤードぐらいを入れてチップインイーグルを取った。ちょっと強かったので心臓に悪かったけど、ピンに当たって入った。ドライバーをドローに戻して、アプローチを寄せられるようにして、3~5メートルのパットを入れられるようにしたい」
▽9-10歳の部男子1位の増田蓮(埼玉・立野小4年)
「アプローチがよかったので、よかった。16番でチップインした。手前24ヤードで寄ればいいかなと思っていたけど、気持ちよく素振りできたので、寄ると思ったら、途中からこれは入ると思った。2年生の時から決勝大会に行っている。亀山GCで今年は去年より距離が楽になった。チャンスがあると思う。いまドライバーは190ヤードぐらい。5ヤードでもいいから、決勝大会までに飛距離を伸ばしたい」
▽9-10歳の部女子1位の中野愛恵(兵庫・箕谷小4年)
「出だし(10番)からバーディーを取れた。14番で15ヤードぐらいをチップインして、いい流れができると思った。15番で13メートルぐらいを入れるつもりで打って入った。今日は練習ラウンドよりスコアがよかった。ドライバーはちゃんと飛んでいなかったけど、狙った方向には飛んでいた。決勝大会は2日間なので、普段からプレッシャーをかけて、メンタルを強く、長持ちさせるようにしていきたい」
▽9-10歳の部女子2位の本村奏澄(兵庫・小浜小4年)
「今日はあんまり納得していない。ドライバーは良かったけど、60ヤードとかのアイアンがよくなかった。17番でボギーにしたときにちょっとすねて落ち込んでいたら、パパに『もっとだめになるよ』と言われたのでそこから頑張った。滋賀GCはグリーンが難しいから、パターとかもっと入るようにしたい。一昨年行ったときは、前半ボロボロだったけど、後半ボコボコ入った。パターとアイアンを頑張りたいです」
▽7-8歳の部男子1位の坂倉準(大阪・榎本小2年)
「前半まあまあ良かった。後半は最後で右にOBにしてしまった。左に振り切ろうとしたら力が入っちゃった。今日は4つバーディーが取れた。1番では1メートルぐらいについた。でもボギーも打つからイーブンぐらいかなと思った。決勝大会ではいいスコアで上がって、パパに喜んでもらいたい。きょう、あかんかったことを練習していく」
▽7-8歳の部女子1位の上岡莉緒(北海道・札幌西小2年)
「インフルエンザにかかってあまり練習できなかったので、ちょっとボロボロだった。(治ってから)練習場に3回、練習ラウンド1回だった。きょうは風が強かったので、100とか90とかたたくかなと思ったんですけど、ドライバーが飛んでけっこうよかった。決勝大会は、パパのいうことを聞いてちゃんとできたらいいです」

































